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2013年12月19日アーカイブ

「「次長課長」河本はなぜ許してもらえない?」というヤフーニュースで取り上げられた記事を読んでまたバカなこと言ってるな、と思った。

それは「ネット住民」という言葉を使って、ネットの世界の人と一般の人を分けているという事だ。

河本自身もこの騒動の時に、大したことじゃないのにネット住民が騒ぎ立てるせいで苛められた というような表現をしていた。

インターネットを普段あまりしない人は違和感がないのかもしれないが、私はたまに見かけるこの表現にかなり違和感がある。 

ネットをする人もテレビは見るし、ごく普通の一般人で思想が偏っているわけではないからだ。

ネットの声=普通に国民の声 といっても良いと思うが、それがどうにも業界の人は未だにその感覚がないらしい。 そしてテレビを観てCMを観るのが国民=ネット住民という意識がなくネット住民は別の民族だと勘違いしているのだ。

そもそもネット住民が別物なら河本がテレビに出ようが興味がないはずだ。 

そもそも河本へのバッシングが強いのは生活保護受給金=国の金=国民の金・・と、皆に直結しているからだ。 法に触れて麻薬を所持していたのよりも怒りが強かったのだ。

最初に週刊誌かなんかが取り上げて、テレビでは報道しなかったからネット上でだけ広まった。 だからネット住民が騒いだ。 ただそれだけ。 ネットをしない人が怒らなかったのは「知らなかったから」だ。

ネットをする人もしない人も、声が届かなければ届くようにもっと大きな声で叫ぶ。 

せっかく観たい番組に嫌いな人が出ていたら不愉快な気持ちになるのはネットをする人もしない人も同じだ。

テレビ番組って国民の娯楽なんですよ。 楽しみの一つなんです。 別に冠番組だけをやってるなら「見なきゃいい」の理屈でOKなんですけど、楽しみにしている番組にちょこっとだけ現れるポジションだからやっかいなんですよ。

皆思うんです。 なんで「わざわざ」起用するの?と。 もちろんいい仕事をするからってのは分かります。 番組を見てる人が分かりづらそうなトークがあったらちょっと解説っぽいガヤを入れたり、誰かがスベったら助け舟を出したり、それなりにいたら助かる人材なのでしょう。 

でもそれ以前に「いるだけで番組が成立しない」のではそんな細かいプラスよりもマイナスの方が大きい。

番組制作サイドの立場なら「使ってあげたい」「急に手のひら返すのは仁義に反する」というのも分かります。 むしろテレビに出続けている理由は、これしかないでしょう。

でも、芸能界ってめちゃめちゃ稼げるボロい世界なんですよ。 何でかというと国民全体を商売にしているから。 それを成り立たせるためには「観たい」と思う番組を提供しなくてはならない。 

芸能界側の人は、ちょっとの失敗で人生狂っちゃうなんてアリ!?って思うかもしれないが、テレビの世界ってのは国民からすれば、何か特別な芸がある人だけが立てるスターの舞台 なのだ。 もちろん「あいつは芸がないけど運が良かった」という風な冷静な見方もしているが、誰もが働いてお金を稼いで生活しているわけで、それでもテレビでご飯食べて笑ってるだけの人が大金を稼ぐのを観て「良し」としているのだ。 じゃあ、それを「良し」とするのにそれくらいのハードルがあってしかるべきなのではないだろうか?

それを全然わかっていない。 別に河本が普通に就職して普通に生活をしているなら誰も文句は言わないだろう。 でもテレビはスターが出るものだろ?と皆は言っているのだ。